歯科の役割

人生を楽しみたい。人それぞれに、楽しみ方がありますよね。
いろいろな人がいるのに、ほぼ全員が共通した楽しみがあります。
それは、食事ですよね。
毎日の食事を生涯を通じて、楽しくとれるように維持していくことが、
歯科の役割と考えています。
1.生涯通じて毎日の食事を美味しくとれるようにしましょう
2.歯と全身の健康の為に、口腔内を清潔に保ちましょう
3.歯と全身の健康の為に、咬み合わせを正常に保ちましょう
また、口腔内細菌(特に歯周病菌)は、全身に運ばれており、 歯があることで健康を害することがあります。
咬み合わせの異常から、お口の周りの筋肉(口腔周囲筋)が緊張し、 歯に大きなな力が加わり、歯の寿命を短くする原因になったり、 肩こり、腰痛、頭痛、疲れ易いなどの 全身症状の原因となることがあります。
言い換えれば、歯があることによって原因不明の体調不良で悩まされることもあるのです。
食事を楽しくとっていただきながら、歯や咬み合わせをチェックし全身の健康を守ることが 歯科の役割として大切と考えています。
歯を良い状態で残すためには
プラークコントロールとは・・・
歯の周りの菌を減らし、歯を虫歯や歯周病から守っていこうとするものです。
力のコントロールとは・・・
咬み合わせの異常などがあると、お口の周りの筋肉(口腔周囲筋)が緊張してくることがあります。 そうすると、ご自分では気が付かないうちに、くいしばったり歯軋りをすることが多くなり、歯や顎関節に強い力が加わります。 この力を減らし歯、歯を支えている骨(歯槽骨)、顎関節を守っていこうとすることものです。
この2つのコントロールは、「全身の健康を維持する」上でも、とても重要です。
お口の中の菌(プラーク)は、全身に運ばれています。 食べ物や唾を飲み込む時、誤って肺に入れてしますと菌は、肺に入り込み、誤嚥性肺炎の原因となりやすく、 歯周病菌は歯肉の中の血管に入り込み全身に運ばれます。 それによって、全身の抵抗力が低下し、病気になりやすくなります。 特に、糖尿病、心臓病、早産との関係は、強いと言われています。
8020運動を知っていますか?
「80歳で20本の歯を残そう!」という運動なんです。
厳しい現状なのですが、これから更に歯を大切にして、この目標を達成したいものです。
歯ブラシがしっかり出来ていなかったり、歯周病が進行したりすると口腔内のばい菌の数が 飛躍的に増えます。
それが原因で少しづつ歯の状態が悪くなっていくのですが、それだけではなく、 菌が全身に運ばれ身体の抵抗力が低下し・・・・・・・・・

歯は清潔な状態で残したい。
しっかり咬むことが重要です。